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関空、台風被害も好調 売り上げ7割が中国人

外国人入国者の国籍・地域の割合を見ると、成田空港に比べて関西国際空港はアジア、特に中国への依存を深めていることが分かる
外国人入国者の国籍・地域の割合を見ると、成田空港に比べて関西国際空港はアジア、特に中国への依存を深めていることが分かる
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 関西国際空港と大阪(伊丹)、神戸の3空港を運営する関西エアポートの平成31年3月期(30年度)連結決算は、売上高にあたる営業収益が前期比7%増の2203億円、最終利益は5%増の295億円だった。昨年9月の台風21号で関空が浸水被害を受けたにもかかわらず、増収増益を確保した。関空で増え続けるアジアからの旅客、特に中国人客の勢いが未曽有の被災をはね飛ばした。(牛島要平)

 「聞いたこともない航空会社(の飛行機)が飛んでくる」

 関西エアの関係者がそう漏らすほど、関空は中国路線の新規就航が相次いでいる。3月末には沿岸部の青島(上海吉祥航空、山東航空)に加え、内陸部の太原(中国東方航空)、長沙(奥凱=オーケー航空)との直行便がそれぞれ新規就航した。

 今年の夏ダイヤでは、昨年より107便多い週453便の中国路線が運航し、欧州の35便、北米の26便を圧倒する。関空から入国する外国人のうち、29年は韓国人が最大の30%、中国人は25・4%を占めたが、昨年は中国人30・1%、韓国人28・3%と逆転した。

 関西エアは「中国にはまだ就航していない航空会社が多く、のびしろはまだまだある」と分析する。

浸水から早期復旧

 昨年9月4日、台風21号に襲われた関空は滑走路が浸水、対岸との連絡橋にタンカーが衝突し、一時閉鎖に追い込まれた。8月に約276万人だった旅客数(国際線・国内線)が、9月には半分以下の約122万人まで落ち込んだ。

 しかし復旧作業を急いだ結果、9月21日には旅客便が全面再開し、10月の旅客数はほぼ被災前の水準の約245万人に回復。30年度の1年間では前年度比2%増で過去最高の2941万人を達成した。

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