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技術情報を中国に持ち出し 容疑で電子部品メーカー元社員を逮捕

元社員の逮捕について説明を行うNISSHAの西原勇人専務執行役員(左)ら=5日午後、京都市下京区(永田直也撮影)
元社員の逮捕について説明を行うNISSHAの西原勇人専務執行役員(左)ら=5日午後、京都市下京区(永田直也撮影)

 自社の技術情報を中国に不正に持ち出したとして、京都府警生活保安課と中京署は5日、不正競争防止法違反(営業秘密領得など)の疑いで、電子部品製造大手「NISSHA」(京都市中京区、旧日本写真印刷)の元社員、寺谷和臣容疑者(43)=中国居住=を逮捕した。「複製したことは間違いないが、不正に利益を得るつもりはなかった」などと容疑を一部否認している。

■任天堂、アップルも…

 秘密情報の持ち出しをめぐっては平成27(2015)年、国外での使用などを目的にした場合に重罰とするよう不正競争防止法を改正。府警によると、これが適用されて逮捕に至ったのは全国初。

 逮捕容疑は平成29年10月下旬~11月上旬、不正な利益を得る目的で、NISSHA関連会社の事務所内でパソコンを操作して技術情報にアクセスし、データをハードディスクに複製したとしている。

 NISSHAの内部調査で寺谷容疑者による不審なアクセスが発覚、同社が府警に相談していた。同社などによると、寺谷容疑者は22年11月に中途入社。管理職として働いていたが、29年12月に退職した。その後、競合他社である中国の企業に転職したという。

 NISSHAは超細密印刷技術などを利用したスマートフォンなどのタッチセンサーを開発。この分野では世界的なシェアを持っており、任天堂やアップルなどの企業とも取引がある。

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