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IR事業者「大阪に照準」 米MGMが先行、香港勢も対抗

「グランフロント大阪」に設置された巨大ブースで白マスク姿のダンサーらとポーズをとるMGMリゾーツの幹部ら=5月13日、大阪市北区(黒川信雄撮影)
「グランフロント大阪」に設置された巨大ブースで白マスク姿のダンサーらとポーズをとるMGMリゾーツの幹部ら=5月13日、大阪市北区(黒川信雄撮影)

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)への参入をめぐり、海外の大手IR事業者が大阪に照準を定める動きが顕著になってきた。米MGMリゾーツ・インターナショナルは「大阪ファースト方針」を掲げ、オリックスと共同で取り組むと表明。米最大手ラスベガス・サンズ、香港メルコリゾーツ&エンターテインメントなども大阪が最適との見方を示す。大阪府・市は来春にも参入事業者を決める考えで、今後は各社が打ち出す事業計画や財務状況などが選定の行方を左右しそうだ。(黒川信雄)

「世界最高のIR示す」

 5月中旬、MGMは大阪市北区の「グランフロント大阪」でIR参入へのPRイベントを独自に開催した。米ラスベガスから来日した白マスク姿のダンサー集団が一糸乱れぬ踊りを披露し、高級食材のキャビアが当たるキャンペーンを展開。優雅で、ワクワクするようなIRの世界観を大阪の人々にアピールした。

 前ネバダ州知事で、現在はMGMの国際開発部門を率いるブライアン・サンドバル氏は5月末に産経新聞のインタビューに対し、「オリックスと共に世界最高のIRコンセプトを示す。市民の声と大阪への敬意を込めた内容になる」と地元への配慮を訴えた。

 昨年7月のIR実施法成立を受け、IR各社はどの都市への進出を目指すべきか調査・検討を加速させてきた。地元の誘致が最も熱心な大阪は、実現可能性、収益性の両面で最有力視されている。

 その大阪参入に向けては、MGMの動きが際立っている。いち早く大阪に事務所を構えて商工関係者らとの関係構築に注力し、今年1月には大阪参入を第1目標とする大阪ファースト方針を発表した。

 3月に公表したオリックスとの提携も有利に働きそうだ。オリックスは関西で空港運営、都市再開発、水族館やスタジアムの運営などを手がけ、IRとの相乗効果も期待される。同様に大阪進出を目指すメルコリゾーツのローレンス・ホー会長は、MGMとオリックスについて「強力な連合」と警戒感を隠さない。

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