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就活面接スタート 内定率5割超、すでに終盤

大阪ガスで始まった採用選考。受付を済ませる就活生ら=1日午前9時38分、大阪市中央区(安元雄太撮影)
大阪ガスで始まった採用選考。受付を済ませる就活生ら=1日午前9時38分、大阪市中央区(安元雄太撮影)

 令和2(2020)年春に卒業予定の大学生らに対する大手企業の採用選考が1日、スタートした。経団連の指針では面接などの初日だが、ゴールデンウイークが10連休だった今年は採用スケジュールを前倒しする企業が続出。就職活動中の学生の2人に1人がすでに内定を得たとの調査結果もあり、採用選考は終盤を迎えている。

 大阪ガスは同日、大阪と東京で1次選考にあたるグループ討論を始めた。大阪市中央区の本社では午前9時すぎ、リクルートスーツ姿の学生が引き締まった表情で受付を済ませた。

 経団連の指針では面接などの選考は6月1日、内定は10月1日に解禁される。指針が適用されるのは今年が最後だが、政府は来年も現行スケジュールを踏襲すると決めた。

 近年は人手不足などを背景に学生優位の「売り手市場」が続いており、早期に事実上の内定を出す企業が増えている。就職情報大手のリクルートキャリア(東京)によると、5月1日時点の大学生の就職内定率は前年同期比8・7ポイント増の51・4%に達した。現行スケジュールが打ち出された平成29年卒(25・0%)の倍以上の水準だ。

 採用選考の早期化に拍車がかかる一方、企業を悩ませているのが内定辞退だ。31年卒を対象とした同社の調査では、学生が内定を獲得した平均社数は2・46社で、内定辞退を経験した学生の割合は67・8%に上った。同社の増本全・就職みらい研究所長は「令和2年卒の就活では内定出しが早まった分、さらに辞退者が増えるだろう」とみる。

 大ガスの選考に臨んだ国立大修士課程の女子学生(24)はすでに2社から内定をもらっているが「福利厚生がしっかりしている大手に決めたい。関西を地盤としている大ガスが本命群で、内定を得られたら他社は辞退することも考えたい」と話す。

 一方、まだ内定を獲得できていないという私立大4回生の男子学生(21)は「体育会の活動で出遅れてしまい、ちょっと焦っている。ここで絶対に内定を取る」と意気込んだ。

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