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【エンタメよもやま話】1兆人が宇宙で暮らす? 米アマゾンが描く宇宙コロニーの夢

人類が宇宙で生活するための巨大な宇宙ステーション「スペースコロニー(宇宙の植民地)」の建設に力を貸したいと宣言した、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)=5月9日、米ワシントンDC(ロイター)
人類が宇宙で生活するための巨大な宇宙ステーション「スペースコロニー(宇宙の植民地)」の建設に力を貸したいと宣言した、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)=5月9日、米ワシントンDC(ロイター)
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 今週ご紹介するエンターテインメントは、宇宙とIT(情報技術)関連のお話です。

 元ライブドア社長の堀江貴文氏らが創業した北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」が5月4日、自社開発した小型ロケット「MOMO(モモ)」3号機の打ち上げに成功しました。

 同町の実験場から打ち上げたロケットは、宇宙空間とされる100キロ以上の高度に到達。日本の民間企業が単独開発したロケットとしては初めて、宇宙空間に達するという快挙を成し遂げました。

 同社では、今回の成果を弾みに、超小型衛星用のロケットを開発し、令和5(2023)年の打ち上げを目指すといいます。

 今回の成功、これから勃発(ぼっぱつ)するであろう日本での民間企業による宇宙開発競争に先鞭(せんべん)をつけた形ですが、この分野で世界をリードする米国では、ITの分野で名をはせた実業家で知られる堀江さんと同様、IT業界の大物が、さらに壮大な計画を発表し、欧米で大きな話題となっています。

(産経新聞 動画 https://www.youtube.com/watch?v=ToOw7DnqkcI )

 というわけで、今回の本コラムは、その計画などについて説明いたします。

    ◇   ◇

■IT実業家たち宇宙で競争「ハワイのような理想的」「100万人以上が…」

 5月9日付の米金融経済系ニュースサイト、ビジネス・インサイダーや5月14日付の英紙デーリー・メール、5月16日付の米NBCニュース(いずれも電子版)などが大々的に報じているのですが、ネット通販世界最大手の米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が、将来、人類が宇宙で生活するための巨大な宇宙ステーション「スペースコロニー」の建設に力を貸したいと宣言したのです。

 「ホンマかいな」と思ってしまうのですが、順を追って説明すると、ベゾス氏はまず、5月9日にワシントンDCで行われた会見(完全招待制)で、自身が2000年に設立した米宇宙開発企業「ブルーオリジン」(本社・ワシントン州)が開発中の有人月着陸機「ブルームーン」を初めて紹介したのです。実物大(高さ約7メートル)の「ブルームーン」の模型も登場。説明では、月面探査車をはじめ、様々な機器や物資など計3・6トンを搭載でき、地球から月面に運べるといいます。

 米トランプ政権がめざす2024年までの有人月面着陸計画に歩調を合わせる考えで、会見では「今こそ月に戻る時だ。今回は滞在する」と宣言しました。実現すれば、約半世紀ぶりに人類を月に送り届けることになります。

(次ページ)あのイーロン・マスク氏…そして中国、インドも

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