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園児死傷事故受け、大津市が散歩コース点検

ガードレールを点検する大津市の職員ら=28日
ガードレールを点検する大津市の職員ら=28日
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 大津市の県道交差点で車2台が衝突し、弾みで軽乗用車が散歩中の保育園児らの列に突っ込んで16人が死傷した事故を受け、市は28日、事故に遭った保育園と同じ系列の「レイモンド瀬田こども園」を皮切りに、散歩コースの点検を始めた。7月末までに市内の保育園や幼稚園など約150施設で点検を終える予定。滋賀県も27日夜、現場の交差点の安全対策工事に着手した。

 同こども園が提出した散歩コースの地図を基に、市職員が保育士や大津署員と一緒に歩いて危険箇所や道路状況を確認。歩道の幅を測定し、路上に段差がないかチェックした。女性保育士は「車の通りが多い道路にポールを設置してほしい」と市職員に訴えていた。

 市は各施設での点検終了後、改善点をまとめ、9月の市議会に安全対策の補正予算案を提出する予定だ。

 一方、県は27日夜から、現場の交差点の安全対策工事を始めた。6月ごろまでに歩道への車の侵入を防ぐ防護柵の設置などを行う。

 県は事故翌日の9日夜、応急対策として、交差点と歩道との間に緩衝具のクッションドラムを置き、歩道が狭くなっている部分にはドライバーに注意を促すポストコーンを設置した。

 工事では、歩道に車が進入しないよう、交差点の車道と歩道の間に防護柵を設置。車道に斜線をしま状に描く「ゼブラゾーン」を描き加えることで視覚的に交差点を狭く見せ、安全走行を促すようにするという。

 27日には建設会社の作業員ら約10人が防護柵を設置する土台を整備するため、歩道端の縁石を取り外すための作業などを行った。

 県は1日当たりの交通量が1万台以上で、両方向2車線以上の歩道を有する交差点約600カ所の安全点検を進めており、27日時点で約400カ所の点検を終了。点検結果を踏まえて必要な安全対策を講じる。

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