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武田薬品、創業地・大阪で新たな投資検討 十三の工場

地鎮祭に出席し、大阪工場への新たな投資方針を明らかにしたクリストフ・ウェバー社長=大阪市淀川区
地鎮祭に出席し、大阪工場への新たな投資方針を明らかにしたクリストフ・ウェバー社長=大阪市淀川区

 武田薬品工業は28日、大阪・十三の大阪工場(大阪市淀川区)で、前立腺がん・閉経前乳がん治療薬「リュープリン」の新しい製造施設建設を始めると発表した。約110億円を投じる。また、クリストフ・ウェバー社長は「大阪工場にはこれからも新しい投資を行っていく」と話し、ほかの薬剤製造設備などへの投資を検討していることを明らかにした。

 大阪工場は創業の地、大阪の重要拠点で、大正4年の研究所竣工(しゅんこう)以来100年を超える歴史がある。新製造棟は令和3年度に稼働を始める予定で、工程にAI(人工知能)やビッグデータ解析を利用し、生産効率を上げるという。生産するリュープリンは、平成30年度に世界で1101億円を売り上げた看板商品。

 この日、新製造棟の地鎮祭でウェバー社長は「十三は武田の工場のグローバル拠点のひとつ。武田にとって歴史的意味のある場所であり、今回の投資を将来の投資にもつなげていきたい」などとあいさつした。具体的な計画や投資額は明らかにしていないが、高度な製造技術を要する薬剤への投資とみられる。

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