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小野薬品の提示額200億~300億円に本庶氏「あり得ない」

大阪市内で講演する本庶佑氏=5月27日、大阪市北区(須谷友郁撮影)
大阪市内で講演する本庶佑氏=5月27日、大阪市北区(須谷友郁撮影)

 ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授が27日、大阪市内で講演し、がんの免疫治療薬「オプジーボ」の特許契約をめぐって対立している小野薬品工業が京大への寄付額として提示した金額は、2百億~3百億円だったと明らかにした。本庶氏は1千億円規模の拠出を求めていた。本庶氏は「常識的にあり得ない」と批判した。

 本庶氏は同社に、当初結んだ特許契約の見直しを求めていた。昨年秋、同社は特許の対価の上乗せ交渉を打ち切り、代替案として京大への寄付を提案していた。本庶氏は「2百億~3百億円で済ますのはあり得ない」と、拒否したと述べた。

 一方、米ボストンの連邦地方裁判所が「オプジーボ」の特許で、米の研究者2人を共同発明者と認める決定をしたことに本庶氏は「奇妙な判決。法論理的にありえない」とし、控訴する方針を示した。同様に、オプジーボの特許をもつ小野薬品も控訴する方針。

 米研究者2人も共同発明者になると、本庶氏と小野薬品などが受け取る特許収入が減る可能性がある。

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