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観心寺で「楠公祭」日本遺産認定後の河内長野市

厳かな雰囲気の中で営まれた「楠公祭」。参列者は静かに手を合わせ、正成の遺徳をしのんだ=26日、大阪府河内長野市の観心寺(藤崎真生撮影)
厳かな雰囲気の中で営まれた「楠公祭」。参列者は静かに手を合わせ、正成の遺徳をしのんだ=26日、大阪府河内長野市の観心寺(藤崎真生撮影)

 「中世に出逢えるまち」として日本遺産に認定された大阪府河内長野市にある観心寺で26日、寺にゆかりの深い南北朝時代の武将・楠木正成を供養する「楠公(なんこう)祭」が営まれ、約300人がその遺徳をしのんだ。

 観心寺は約1300年前の草創と伝わる古刹(こさつ)。支院のひとつ「中院」が楠木一族の菩提寺(ぼだいじ)で、「大楠公(だいなんこう)」として知られる正成は少年時代に中院で学問を修めたとされる。神戸・湊川の戦いで敗死した命日(5月25日)に最も近い日曜日に楠公祭が営まれている。

 日本遺産に認定された同市の中で、観心寺は中心をなす寺院のひとつ。認定後初の楠公祭では、観心寺楠公会会長の山中諄(まこと)・南海電鉄相談役が「一片の私心も持たれなかった大楠公の真心と行動は、時代を通じて最も尊ばれるべき行為」と、祭文を読み上げて功績を称(たた)えた。その後、読経の響く中で参列者は焼香し、人生を通じて「公」を貫いた正成に思いをはせた。

 出席した島田智明市長は「観光都市として自立できるよう、今後の取り組みを楠公さんとつなげていきたい」と強調。このほか、書道家・永山玳潤(たいじゅん)さん(47)が、歌い上げられる詩吟「大楠公」に合わせ、歌詞を揮毫(きごう)していくパフォーマンスを披露した。

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