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逆風の紳士服 はるやまの勝負手は

 この取り組みは、会費をサブスクリプション(定期的な収入)として拡大させる狙いのほか、紳士服の購入以外の用途で店舗にも立ち寄ってもらい「ついで買い」をうながす仕掛けでもある。

 伊藤社長は「まだ実験的に行っている段階だが、クリーニング店やカフェでは、男性客のみならず『ママ友』同士が過ごしているのを見かけることもある」と、客層の厚みに手応えを示す。成果を踏まえて今後、他地域にも拡大させる考えだ。

■ネカフェや教育も

 サイドビジネスに力を入れるのは、同業他社でも同様だ。

 業界2位のAOKIホールディングス(横浜市)の業績を押し上げるのは、まんが喫茶、ネットカフェの複合カフェ施設「快活CLUB」。平成20(2008)年に完全子会社化したヴァリック(横浜市)が運営。全国に368店舗(今年3月末)を展開する業界最大手に成長した。

 31年3月期、スーツを中心とした「ファッション事業」の営業利益は前年同期比15・3%減の72億円。上半期だけでみると15億円の赤字だった。一方、快活CLUBの「複合カフェ事業」は前期比4・2%増の21億円。上半期は17億円で、ちょうどスーツの赤字をネットカフェが補う形となっていた。

 広報担当者は「ファッション事業は今までのような拡大は見込めない。新しいエンターテインメントの業態に注力して伸ばしたい」と話す。

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