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市尼崎高バレー部 コーチも監督も体罰、隠蔽も認定

 兵庫県尼崎市の市立尼崎高校男子バレーボール部で、コーチの男性臨時講師(28)が部員を平手打ちしてけがをさせた問題で、市教育委員会は21日、過去にもコーチや男性監督(51)による体罰があったとの調査結果を発表した。被害を訴えたのは部員の半数近い15人に上った。部の指導者による体罰が常態化していたことが明らかとなった。

 また市教委は、監督が今月7日の聞き取り調査の際、部員のけがを把握しながら管理職への報告を意図的にしなかったとして、監督の隠(いん)蔽(ぺい)行為も認定した。

 市教委は部員らへのアンケートを実施。その回答から、過去にも練習などの際にコーチが平手打ちや蹴りなど複数回の体罰をしていたことが分かった。監督も部員の髪をつかむ体罰を行っていたという。

 コーチは聞き取りに「部員は監督には従うが、私が指示しても従ってくれないから」と釈明。監督は「体罰と認識していない」と主張したという。監督とコーチは現在、部の指導から外れている。

 コーチは4月29日、同校の体育館で行われた他校との練習試合中、3年生部員の頬を十数回平手打ちした。部員は約30分間意識を失い、鼓膜裂傷などのけがをしたという。

 同校では硬式野球部の男性コーチ(25)による体罰も発覚しており、市教委は今後、市内の全市立学校・園で体罰の有無を調査する方針。

 会見に出席した稲村和美市長は「学校教育の信頼を損なうこととなり、大変申し訳ない」と陳謝した。

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