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和歌山市、開館遅延の新市民会館 3度目の入札へ

新市民会館建設予定地の市立伏虎中学校跡地。工事は延期されたままとなっている=和歌山市
新市民会館建設予定地の市立伏虎中学校跡地。工事は延期されたままとなっている=和歌山市

 和歌山市の新市民会館「(仮称)市民文化交流センター」の建設工事の入札が2度不調に終わり、開館時期が遅れる見通しとなっている問題で、市は17日、総事業費を約16億円増額し、3度目の入札を行う意向を明らかにした。24日開会の市議会臨時会で議案を提案する。

 市は現市民会館(伝法橋南ノ丁)の老朽化に伴い、市立伏虎中学校跡地(七番丁)への新築移転を計画。今年3月に工事を着工し、令和3年4月に開館予定だったが、2度の入札では応札業者がなく不調に終わり、開館がずれ込む見通しとなっている。

 市は対応策として、工事価格の積算などを見直した上で新築移転▽従来の価格内で収まるように基本設計を見直して新築移転▽現市民会館の耐震化-の3案を検討していた。

 市文化振興課によると、基本設計の見直しには1年半ほどかかり、現市民会館の耐震化では耐震工事中に市民会館が使えなくなる上、新築移転する方が国の補助金が多くなり市の支出が軽減されることなどを考慮。今回、価格を見直した上で新築移転する方針を固めた。

 新市民会館の仕様はそのままで、建築費や人件費の高騰などを反映し、これまでの約99億5600万円(税込み)から約115億9千万円(同)に総事業費を増額。工期も資材の搬入に時間がかかるなどとして3カ月延ばした。令和2~3年度の約86億円の債務負担行為を設定した予算措置の議案を、市議会臨時会に提案する。着工は早くても7月以降になる見通し。

 尾花正啓市長は「できるだけ早く市民会館の耐震性を確保したい。移転先は和歌山城の前なので、市民会館との相乗効果もある。新築移転がベストだ」と強調した。

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