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ペットが増え世話できない 「多頭飼育崩壊」苦慮する自治体

 長野市では、多頭飼育している高齢者の自宅を訪問する際、動物愛護の担当者のほか、ケアマネジャーなど福祉職が同行している。

 「市で引き取る際には殺処分する場合もある」と伝えると、飼い主の多くは「かわいそう」と身構える。そこで「生活を立て直すためにどうすべきか」との視点から説得するのが福祉職の役目。「動物と福祉の部署が情報共有し、早期対応を心掛けている」

 ◆法整備必要と訴え

 政府も対策の検討を始めた。動物愛護法を所管する環境省が、介護や福祉を担当する厚生労働省と連携し、本年度中に都道府県と政令市などに実態調査を実施。令和3年度中に多頭飼育崩壊を防止する方法や対応策を盛り込んだガイドラインをまとめる方針だ。

 動物虐待の防止に取り組む日本動物福祉協会(東京)の町屋奈(ない)獣医師によると、例えば英国では裁判所が多頭飼育崩壊などで虐待と認定した場合、飼育禁止を命じることができるといい「日本も同様に飼い主を規制できるようにする法整備が必要」と訴える。

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