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園児死亡事故受け、交差点を緊急点検 滋賀県

歩道の縁石に不備がないかを確認する県職員=16日、大津市
歩道の縁石に不備がないかを確認する県職員=16日、大津市

 大津市大萱(おおがや)の県道交差点で、車2台が衝突し、弾みで1台が散歩中の保育園児らの列に突っ込み、園児2人が死亡した事故を受け、滋賀県は16日、交通量の多い県管理の交差点で緊急の安全点検を始めた。1日の交通量が1万台以上あり、交差する道路がいずれも片側1車線以上で歩道がある約600カ所が対象。今月中をめどに点検を終え、順次必要な安全対策を行う方針だ。

 この日は、1日の交通量が5万台を越え、県内で交通量が最も多い場所の1つとされている同市打出浜の県警本部近くの交差点で実施。県職員らが歩道の縁石に車を止める十分な高さや強度があるかを確認したほか、道路上の区画線が消えていないかなどを調べた。

 安全点検の結果、縁石などに不備は見つからなかったものの、道路上の区画線が一部消えかけていることが判明。県は今後、区画線を引き直したり、県警と協力しながら区画線を新たに追加したりして、通行車両の速度抑制を図るという。

 県道路課の竹田昌史係長は「痛ましい事故が二度と起こらないよう、交通量の多い交差点の状況を把握やし、対策をしっかりと講じていく」と話している。

 事故は8日、大津市大萱の県道交差点で発生。歩道で信号待ちをしていた「レイモンド淡海(おうみ)保育園」の園児らが巻き込まれた。伊藤雅(が)宮(く)ちゃん(2)と原田優衣ちゃん(2)が死亡。重体の男児(2)を含む園児と保育士の計14人が重軽傷を負った。

 事故現場の交差点は交通量が多く、以前から渋滞が頻繁に発生しており、園児らがいた歩道にはガードレールや防護柵はなかった。

 三日月大造知事は事故を受け、現場の交差点に防護柵や車止めのポールを設置することを検討。安全点検の結果などを踏まえ、県が管理する他の交差点についても必要な対策を講じる。

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