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転売、参拝せず入手…御朱印集めのマナーは?

■SNSがブームに拍車

 「御朱印集め」はなぜこれほどまでに過熱したのか。「御朱印は『旅の記録』としての意味もある。日付が残るため、改元の時期は特別な御朱印でなくてもプレミア感を生み出した」。御朱印に詳しい佛教大の八木透教授(民俗学)はこう分析する。

 八木氏によると、本格的なブームが始まったのは約10年前。「パワースポット巡り」人気に加え、長引く不況による社会情勢不安で、寺社参詣の需要の高まったことが背景にある。

 御朱印は、押印のほか、日付、祭神や本尊の名前を墨書きされる場合もあり、各寺社の独自色があるデザインも魅力の一つ。インターネットや会員制交流サイト(SNS)の普及で情報発信されるようになり、ブームに拍車をかけた。「こうした流れが、『欲しい』という感情を喚起させ、営利目的で入手する人を増やす原因になった」

 一部の寺社では、期間限定で特別仕様の御朱印を授与したり、豪華な装飾デザインで参拝者を集めようとするケースもある。「信仰に根ざしたものが商品化してしまうのは問題。寺社側も過度に希少価値を付けるのは控えるべきだ」と八木氏。参拝者には「トラブルで寺社が授与を中止してしまうと、信仰心から御朱印を求める人にまで迷惑がかかる。最低限のマナーを守るべきだ」と指摘している。

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