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五輪選考で男女差別? 自転車女子選手と競技連盟、確執の6年

 與那嶺は「スポーツのあらゆる場面における男女平等を基本原則としたIOCのオリンピック憲章に違反し、代表選考における男女の機会均等を大きく損なう」と主張している。

過去に2度「勝訴」

 與那嶺は堺市出身で、神戸女学院中学・高校時代はテニスに明け暮れたスポーツウーマン。筑波大学在学中の2011年に自転車競技を始めると、翌12年のロードレース全日本選手権でいきなり2位に入賞し、ひのき舞台に躍り出た。

 以降、全日本選手権のタイトルをロードレースで4度、ロード個人タイムトライアル(TT)で5度、マウンテンバイク・クロスカントリー(MTB・XCO)でも2度獲得。オリンピックや世界選手権に複数種目で出場しており、誰もが認める国内最強選手だ。

 しかし、JCFと與那嶺の確執は根深い。

 6年前の13年7月に行われたMTB・XCO全日本選手権で、與那嶺はトップでゴールしたが、JCFは「レース中に他チームから部品の提供を受けた」ことを理由に降格処分とした。與那嶺は「ルール違反ではなく、世界各地のレースで行われている」としてスポーツ仲裁機構に申し立てた結果、異議が全面的に認められ、全日本女王のタイトルを取り戻した。

 16年リオ五輪の代表選考をめぐっても対立。JCFは與那嶺が同年1月に日本チームの指示や方針に従わなかったとして、五輪直前の6月になって代表選考外と発表した。與那嶺はただちに仲裁を申請。スポーツ仲裁機構はJCFの対応を「客観的な証拠に基づくものではない」と断じ、処分取り消しの裁定を下した。

 その結果、與那嶺はリオ五輪出場権を獲得し、ロードレース17位、個人TT15位と、ともに日本女子選手で過去最高位を獲得した。

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