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医療事務受託で談合か ニチイ学館など3社に立ち入り 公取委

 公立病院などが発注する医療事務の受託をめぐり、談合を繰り返した疑いがあるとして、公正取引委員会は14日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで業界最大手の「ニチイ学館」(東京)など3社の関係先を立ち入り検査した。

 ほかに立ち入り検査を受けたのは業界第2位の「ソラスト」と「エヌジェーシー」(いずれも東京)。

 関係者によると、3社は数年前から、中部地方の公立や民間の病院が発注した医療事務業務の受託で、事前に受注予定業者を決める談合を繰り返していた疑いがあるという。競争による受注価格の低下を避けようとしたとみられ、公取委が詳しい経緯を調べている。

 病院の受付事務や診療報酬明細書(レセプト)作成などの医療事務をめぐっては、業界で寡占化が進み、ニチイ学館とソラストの2社で約8割のシェアを占める。談合によって病院が業者側に負担する医療事務の委託費が高止まりすれば、病院の経営や医療の質に影響を及ぼす可能性もある。

 ニチイ学館とソラストの前身「日本医療事務センター」は平成13年にも、国立病院などが発注する医療事務の入札で談合をしたとして、公取委から課徴金納付命令を受けていた。

 ニチイ学館とソラストは産経新聞の取材に「公取委の調査に全面的に協力していく」。エヌジェーシーは「担当者が不在でコメントできない」としている。

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