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有権者に「選挙疲れ」も…堺市長選、選管は対応に追われる

 堺市の竹山修身(おさみ)市長の辞職に伴う市長選が5月26日告示、6月9日投開票の日程で行われる。堺市では4月、大阪府知事選・府議選・市議選の「トリプル選」が市制施行以来初めて実施されたばかり。対応に追われる市選管は、期日前投票所の確保などの準備を本格化させるが、今夏には参院選も控えている。一方、有権者からは「めんどうくさい」と、“選挙疲れ”をうかがわせる声も漏れる。(細田裕也)

 「統一選の残務があり、これから参院選に向けた準備を始めようと思っていたところだった。想定していない展開になった」。堺市選管の担当者は困惑気味にこう話す。

 市選管は今後、市長選の期日前投票所に加え、学校や公民館といった投票所を各区の選管を通じ確保する。候補者のポスター掲示板の設置場所についても検討を始めた。立候補予定者の説明会は5月13日に開かれる。

 「はっきり言うと時間がない。ここからは思いっきり走るしかない」と担当者。皇位継承に伴う10連休に突入したが、切迫した状況から、連休中の職員の出勤は避けられない。市選管では職員の健康管理などに注意しながら、業務を進めるという。ある市職員の男性は「突然の市長選で業務が増えるのは仕方ない」と気を引き締めた。

 今春の統一選以降、注目を集める選挙が続くことになった堺市。有権者はどう見ているのか。

 「統一選が終わったばかり。また投票に行くのは正直、めんどうくさい」。堺市堺区の高校講師の女性(65)はあきれ気味に話す。堺市北区の団体職員の男性(62)は「選挙が連続することで(政治への)関心が高まればいいが、手間もかかるので、現実には難しいかもしれない」とこぼす。

 一方、竹山氏の辞任劇に不信感を抱く市民は「税金の無駄」と怒りをにじませる。

 「どうせ辞めるなら、もっと早くに辞めて統一選と一緒の日程にしてほしかった」。堺市堺区の女性会社員(35)はこう憤り、「(竹山氏は)とにかく辞めるのが遅すぎた」と切り捨てた。

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