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堺市長選 統一選の勢い乗る維新、他党は難航

堺市議会(臨時会)で竹山修身市長の退職が採決され、会見する竹山市長=26日、大阪府堺市役所(前川純一郎撮影)
堺市議会(臨時会)で竹山修身市長の退職が採決され、会見する竹山市長=26日、大阪府堺市役所(前川純一郎撮影)

 直近2回の選挙では大阪維新の会の候補者がいずれも退けられ、「反維新のとりで」と位置づけられてきた堺市長選。雪辱を期す維新はすでに候補者の調整段階に入り、大きく躍進した統一地方選の勢いをそのままに、大阪市に続く政令市の首長ポストをうかがっている。

 対する反維新勢力の出足は鈍い。先の大阪ダブル選、衆院大阪12区補選で維新に連敗した自民大阪府連は「解党的な出直しを迫られている」(府連幹部)のが現状。「政治とカネ」の不祥事で退場した竹山修身氏をこれまで支えてきたことも、イメージとしてはマイナスだ。25日に行われた地元議員らの会合では、擁立と見送りで意見が真っ二つに分かれ、結論が持ち越された。

 公明も首長選は自主投票が原則。それを曲げて府本部推薦に踏み切ったダブル選では維新候補に惨敗した。「堺に関わるつもりはない」(府本部幹部)と早々に距離を置いている。

 政令市長選が無投票になったのは平成23年の浜松市長選が全国初。堺で選挙戦にならないとすればこれもまた異例だ。旧民主系の議員から成る堺市議会の会派・ソレイユ堺の市議は「不戦敗はあり得ない」と連合大阪とも連携し候補者選定を進めるとしたが「突然の話で難儀している」とも。

 維新は次の堺市長選で、看板政策の大阪都構想を争点とせず、大阪府市と堺で成長戦略を共有することを公約に掲げるとしている。ただ将来的には堺も含めた大都市再編を視野に入れており、代表の松井一郎氏は「僕はずっと『グレーター大阪』(周辺市を含む都構想)を掲げてきたし、目指していく」と語っている。

 ある自民市議は、党派色のない人物に無所属で立ってもらい、反都構想で各党が共闘するのが理想としながら「知名度のある人が出れば、いい戦いになると思うが、そんな人はなかなかいない」と明かした。

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