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JR福知山線脱線14年、消えぬ「定時運行」のこだわり

 だが、教訓とした「安全最優先」という意識は、薄れがちだ。平成29年12月にはJR西の新幹線のぞみで台車に亀裂が発生した問題が発覚。異常を感じながらも3時間以上運転を続けていた。JR西は「安全が確認できないときには迷わず停車させる」という意識の徹底に取り組んでいる。

 乗客側も、電車が数分遅れるだけで、いらだちを募らせる場面は少なくない。28年9月には、大阪府東大阪市の近鉄東花園駅で、人身事故の列車の遅延について苦情を言う乗客に対応中だった車掌が高架下へ飛び降りる騒動が起きている。

 安部教授は「鉄道が遅れるには遅れるなりの理由がある。安全はいかなる場合も最優先されるべきで、鉄道会社も乗客側も、それぞれが考える必要がある」と話している。(江森梓)

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