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「古都の迎賓館」副総支配人が語る両陛下のお心遣い

ホテルの庭園を散策される天皇皇后両陛下=平成2年12月2日(奈良ホテル提供)
ホテルの庭園を散策される天皇皇后両陛下=平成2年12月2日(奈良ホテル提供)
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 明治42年創業で、「古都の迎賓館」とも称される奈良ホテル(奈良市)は、天皇陛下がご即位前から、奈良を訪れる際に宿泊されている老舗ホテルだ。平成に入って3度、天皇、皇后両陛下のお出迎えをした副総支配人の辻利幸さん(63)は、「何度も訪問いただけたのは光栄なこと。両陛下からいただいたお心遣いは、生涯忘れることがない宝物です」と感謝の気持ちを語った。

 平成2年12月、即位を報告する「親謁(しんえつ)の儀」のために奈良を訪問された天皇、皇后両陛下。辻さんはこのときに接したお二人の姿が強く印象に残っているという。

 おもてなしをするに当たり、奈良ホテルはドイツ・ウルゴス社製の最高級柱時計をロビー横にある「桜の間」に設置した。ホテルのクラシカルな装いに見合う逸品を見た天皇陛下は「伝統の奈良ホテルにふさわしい」と感想を述べられた。皇后さまはとりわけお気に召したようで、ホテルを後にする当日の朝も、柱時計が奏でるオルゴールの柔らかな音色に耳を傾けられていたという。

 辻さんは「実はここで、ちょっとしたハプニングがあったんです」と打ち明ける。出発前に桜の間で音色をお聴きになっていた両陛下。窓の外にふと目を向け、「紅葉がきれいなので、外に出られますか」と尋ねられた。

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