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JR脱線事故14年 初めて「祈りの杜」で追悼式 550人参列 JR西社長、安全誓う

献花台前で手を合わせる男性=25日午前9時28分、兵庫県尼崎市(渡辺恭晃撮影)
献花台前で手を合わせる男性=25日午前9時28分、兵庫県尼崎市(渡辺恭晃撮影)

 兵庫県尼崎市で平成17年4月、乗客106人が死亡し562人が重軽傷を負ったJR福知山線脱線事故は25日、発生から14年を迎えた。事故現場に昨秋整備された慰霊施設「祈りの杜(もり)」で、JR西日本主催の追悼慰霊式が営まれ、遺族や負傷者らが手を合わせた。

 脱線現場での慰霊式の開催は初めて。式は毎年、現場から数キロ離れた別の施設で行っていた。現在も心情的な理由から事故現場に足を運ぶことができない遺族もおり、別会場を設けて式の様子が中継された。

 式には午前9時40分時点で、遺族や負傷者を含む約550人が参列。事故発生時刻の午前9時18分にはJR西役員が黙祷(もくとう)をささげて犠牲者の冥福を祈った。

 JR西の来島(きじま)達夫社長は「祈りの杜は、亡くなられたみなさまの無念な思いなど、さまざまな気持ちが遺(のこ)る大切な場所。ここで式を開くにあたり、あのような事故を二度と起こしてはならないと決意を新たにした」と話した。昨年まで4年連続で希望者がなく見送られていた遺族による「慰霊のことば」は、今年は兵庫県伊丹市の斎藤百合子さん(76)が述べた。

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