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【大学発】信頼される薬剤師に 大阪大谷大(中)

高校3年の文化祭で劇に出演した竹橋春香さん(左)
高校3年の文化祭で劇に出演した竹橋春香さん(左)

 大阪大谷大学薬学部薬学科6年の竹橋春香さん(23)は薬剤師になるのが夢だ。昨年11月から病院実習に参加し、大学が連携協定を結ぶ大阪南医療センター(大阪府河内長野市)で約3カ月間、医療現場の薬剤師作業を体験した。

 主な業務は入院患者への服薬指導だ。直接面談し、アレルギー症状や副作用の有無などを中心に確認する。そこで心がけたのが「傾聴」。ふだんどんな薬を服用しているのかを理解していない患者も多く、正確な情報を得るために“聞き役”に徹したという。「机上の勉強だけでは体験できないことばかり。薬剤師が患者さんの命を預かっていることを実感しました」。竹橋さんはそう振り返る。

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 医療系の仕事に就きたいと漠然と考え始めたのは中学時代。理学療法士に憧れた時期もあったが、薬学部の准教授を務める臨床検査技師の父親の勧めもあり、大阪大谷大学への進学を決意。面接と小論文の指定校推薦入試で合格した。

 「教員と学生の距離が近く、面倒見のいい先生ばかり」と竹橋さん。大学の一番の魅力が手厚いサポート体制だ。その一つが、5、6人の学生ごとに1人の担当教員がつく「アドバイザー制」。「勉強はもちろん、プライベートな相談にも乗っていただき心強かったです」。

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 また、実務実習を控えた4年次から始まる「医療コミュニケーション演習」も役立ったという。実際の病院や薬局を想定し、模擬患者と向き合いながらコミュニケーション力を養うのが狙い。模擬患者は大学が地元から募集した「SP会」のメンバーが務め、本番さながらの演技で学生を鍛えてくれるからだ。

 衛生・微生物学のゼミに所属。昨年6月には渡り鳥の中継地として知られる北海道・天売島(てうりとう)を訪れ、抗生物質の耐性菌を探すため、カモメの糞(ふん)を採集した。「渡り鳥の耐性菌」をテーマに卒業研究を進めており、来春の薬剤師国家試験の合格を目指す。「患者さんに信頼され、何でも相談してもらえる薬剤師になりたいですね」。将来は調剤薬局に勤務し「地域に育ててもらった恩返しをしたい」と夢を広げる。

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