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大阪4重選で惨敗自民、読みも甘くまとまらず

 維新政治の息の根を止める-。こう意気込んで臨んだ大阪府知事・市長のダブル選と府議・市議選で、自民党が大敗を喫し、組織の立て直しを迫られている。停滞していた大阪都構想の議論を進めるため、知事と市長の立場を入れ替えてダブル選に持ち込むという大阪維新の会の奇策に、候補者選定の段階から後手に回った自民府連。選挙では、安倍晋三首相(総裁)の大阪入りはかなわず、維新との関係で首相官邸との温度差も垣間見えた。一連の結果を受け、府連の左藤章会長は辞職の意向を示しているが、自民関係者からは「府連の立て直しは10年かかっても無理」と、ため息ばかりが聞こえてくる。

甘かった見通し

 今回の“4重選挙”では、「大阪の成長を止めるな」という分かりやすいフレーズで、これまでの改革や実績をアピールした維新が戦略勝ちし、無党派層から保守層まで幅広く浸透。府議選では31ある1人区のうち8割で勝利を収めた。市議選でも過半数に迫る40議席まで積み上げることに成功した。

 対する自民は、府議選では選挙前の24から15、市議選では同19から17と大幅に議席を減らした。「そもそも戦ったこと自体が間違いかもしれない。われわれに力がなかったということに尽きる」。自民府連の幹部は、ショックを隠しきれない様子で語った。

 そもそも見通しが甘かった。高い発信力を誇った維新前代表の橋下徹氏はすでに政界を去り、選挙前には「維新にこれまでのような勢いはない」と楽観視する声もあった。

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