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フィルムカメラ愛好家集う松山のカメラ店

写真について助言する「キングカメラ」店主、渡部直人さん(右)=松山市
写真について助言する「キングカメラ」店主、渡部直人さん(右)=松山市

 写真撮影はスマートフォンやデジタルカメラで、という人が多いなか、フィルムカメラに魅力を感じる若者たちが集まるカメラ店が松山市にある。同市湊町の「キングカメラ」。撮影結果をその場で確認できるデジタルカメラに対し、現像や焼き付けと手間がかかる手法の方が「思い入れ」の深い作品に仕上がるという。

 「カメラ女子」らで作るグループ「Ficas」のメンバーで、愛媛大学法文学部4回生、三好美凪さん(22)は、一眼レフのフィルムカメラを使い始めて3年。主にポートレートなど人を撮影し、作品が仕上がるまでの「間」を楽しんでいる。

 「撮り直しがきかないため、考えながら撮れ、撮影時の空間を反芻(はんすう)できるのが魅力。仕上がりを見て、いい顔が引き出せたときの喜びはひとしおです」とフィルムカメラの魅力を話す。

 キングカメラは、今もフィルムの販売や現像を手掛けている。店主の渡部直人さん(60)は、注文に応じて顧客の撮った写真をチェックし、アドバイスもする「おせっかいなオッチャン」。

 店にはフィルム好きの常連客が毎日10人程度訪れる。渡部さんによると、仕上がった写真は何気ない日常を切り取った作品が多いという。若い人に静かに広がっているブームについて、「デジカメしか知らない世代には、現像しないと画像にできないのが逆に新鮮に映るようだ」と話す。

 三好さんは「別の視点で作品を評価してもらえる。頼りにしています」と笑顔で話した。

 同店の36枚撮りフィルムは650円からで、現像代は680円。現像とCD書き込みで1360円。問い合わせは同店(電話089・945・1811)。

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