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就農支援でリクルートと協力、和歌山

就農支援の枠組みを発表する望月良男・有田市長(右)と柳川昌紀・リクルート執行役員=同市
就農支援の枠組みを発表する望月良男・有田市長(右)と柳川昌紀・リクルート執行役員=同市

 日本一のミカン産地・和歌山県有田市は、新規就農者と農地提供者、受け入れ農家の3者をつなぎ、それぞれメリットを享受できる新たな就農支援の枠組みを人材大手「リクルート」と協力して構築した。これまでの実証実験の成果も生かし、3者の資産を、3者の課題にマッチングさせて解決していく手法で、新規就農者などの募集を始めた。地場産業の持続的発展に向けた成果が期待される。

 有田市とリクルートは平成29年3月、地域振興を目的とした包括連携協定を締結。プロジェクトを立ち上げ、1次産業分野の課題解決支援モデルの実証実験を進めてきた。

 実証実験などの成果も踏まえ、今回、価値ある土地と農家の誇りを未来に残すため、新規就農者と農地提供者、受け入れ農家の3者をつなぐ包括的就農支援の仕組み「AGRI-LINKINARIDA」を構築した。

 具体的には、新規就農者と受け入れ農家をつなぐ「就労、技術マッチング」として、両者が業務委託契約を結ぶことで、新規就農者は受け入れ農家から技術を習得して農機具の貸与を受け、業務委託料として収入も得ることができるとしている。

 また、農地提供者と受け入れ農家をつなぐ「農地マッチング」では、両者が管理委託契約を結ぶことで、農地提供者は地元の信頼ある受け入れ農家に大切な農地を管理してもらい、受け入れ農家は農地拡大のための農地を改めて探す必要がなくなるとしている。

 枠組みで市は、廃農や削減対象の農地情報をデータベース化し、規模拡大を目指す市内在住の受け入れ農家に情報提供するほか、受け入れ農家と新規就農者を仲介。補助金や技術支援を通じて就農者の定着を目指す。

 リクルートは、農産品の販路開拓やブランド化支援などを手掛ける。

 記者発表には、有田市の望月良男市長やリクルートの柳川昌紀執行役員、地元農家らが出席。望月市長は「リクルートならではのネットワークと私たちの情熱で、有田の良さを全国に届けたい」と話した。

 枠組みの募集要件など詳細は市のホームページで紹介している。問い合わせは市有田みかん課(0737・22・3635)。

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