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【卓球ニッポンの「戦型」】(中)女子で貴重な「本塁打型」早田ひな

中陣からの強打が持ち味の早田。速さを加え、シングルスでも飛躍を目指す
中陣からの強打が持ち味の早田。速さを加え、シングルスでも飛躍を目指す

 2017年6月、ドイツ・デュッセルドルフで開かれた前回の世界選手権個人戦。結成から半年もたたない高校2年の「みまひな」ペアが、日本に16年ぶりとなる女子ダブルスの銅メダルをもたらした。伊藤美誠(みま)(スターツ)と早田ひな(日本生命)。2人はその後もワールドツアー上位選手によるグランドファイナル優勝に、全日本選手権連覇と快進撃を続けた。

 抜群の相性をみせる伊藤と早田。その秘密は、2人の「戦型」の違いにもある。「前陣速攻型」を代表する存在である伊藤に対し、「小さい頃から打つのがすごく好きで、打つ練習ばかりしていた」という早田は、自身の戦型を「中陣両ハンドドライブ型」と表現する。167センチの長身を生かして卓球台から距離をとり、強烈なフォアハンドドライブを放つプレースタイルだ。

 伊藤が台上のプレーでチャンスをつくり、たまらず相手が返した甘い球を早田が強打で仕留める。このパターンが、「みまひな」の勝利の原動力だ。伊藤も「まねできないパワーがある」と相方の強打にほれ込む。

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 ダブルスで華々しい実績を積み上げている早田だが、一方でシングルスではそれに見合う成果を挙げられていない。4月現在の世界ランキングは34位。6位の石川佳純(かすみ)(全農)、7位の伊藤と女子の両エースには大きく水をあけられ、日本女子で9番目に甘んじている。

 21日に開幕する世界選手権個人戦もシングルスの代表を逃し、伊藤とのダブルスでの出場だけにとどまった。20年東京五輪のシングルス代表は、来年1月時点での世界ランキング上位2選手が選ばれる。世界ランキングの対象大会としては最も格が高い世界選手権でシングルス出場を逃したのは、五輪を目指す上でも大きな痛手だ。

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