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滋賀・東近江の「大凧まつり」再開で調整

 滋賀東近江市の小椋正清市長は19日の定例記者会見で、平成27年に100畳敷きの大凧が観客席に落下し、観客ら7人が死傷した事故を受けて中止している「東近江大凧(おおだこ)まつり」の再開に向けて今後、保存会との調整を始める考えを表明した。

 小椋市長は会見で、「東近江大凧まつりは東近江を代表する歴史と伝統ある祭りで、一日も早い復活を望む」と述べた。一方で、大凧をあげることについては「危機管理態勢を構築した上でだ」と説明。「毎年あげるのか、大きさを競うのはどうなのか。100畳敷きにこだわらなければ、祭りの早期復活もありうる」と話し、一回り小さなたこを用いるなど祭りの内容を見直す可能性を示唆した。

 東近江大凧まつりは、江戸時代に男児の誕生を祝ってたこをあげるようになったのが始まりとされる同市の伝統行事。27年5月に開かれた祭りの最中、100畳敷きの大凧(重さ約700キロ)が風にあおられて上空約200メートルから観客エリアに落ち、堺市の吉井淳一さん=当時(73)=を直撃。吉井さんが死亡したほか、6人が重軽傷を負った。

 滋賀県警は28年3月に危険性を予見できたのに十分な安全対策を怠ったなどとして、市で警備計画の策定などを担当していた男性職員ら3人を業務上過失致死傷容疑で書類送検していたが、大津地検は今月9日、3人を不起訴処分にした。

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