PR

産経WEST 産経WEST

【ファッションおたく】平成ファッション W浅野→アムラー→エビちゃん→FF→多様化

 ファッションは時代を映す鏡だ。その鏡は平成という時代をどう映したか。30年間を振り返ってみた。(杉山みどり)

《バブル》

 平成元(1989)年はバブル末期。ロングヘアで、大きな肩パッドとウエストを絞った「ワンレン・ボディコン」スタイルを、多くの若い女性が取り入れていた。当時人気だったトレンディードラマに登場する女優、浅野ゆう子や浅野温子は「W浅野」と呼ばれ、ファッションリーダー的な存在だった。

フジテレビドラマ「抱きしめたい Forever」完成披露試写会 女優、浅野ゆう子さん(左)と浅野温子さん(2013年9月10日)
フジテレビドラマ「抱きしめたい Forever」完成披露試写会 女優、浅野ゆう子さん(左)と浅野温子さん(2013年9月10日)
その他の写真を見る(1/5枚)
ディスコ「ジュリアナ東京」=平成4(1992)年12月、東京都港区
ディスコ「ジュリアナ東京」=平成4(1992)年12月、東京都港区
その他の写真を見る(2/5枚)

(動画は平成31年「あべのハルカス」、 https://www.youtube.com/watch?v=ExkyDvziChQ )

《コギャル》

 平成3(1991)年のバブル崩壊以降は、派手な装いが影を潜め、10年代には「渋カジ(渋谷カジュアル)系」や「裏原(裏原宿)系」といったストリートファッションが台頭する。昨年引退した歌手・安室奈美恵さんをお手本とする細眉、茶髪のロングヘアと細眉、ミニスカートと厚底ブーツの「アムラー」と呼ばれる若い女性が街にあふれ、社会現象となった。この時期、茶髪、ガングロメイク、ルーズソックスといったユニークな若者を「コギャル」と呼び、この時期のアイコンとなった。

 バブル崩壊の不況を反映してか、あまりお金をかけないカジュアルなファッションが増加する一方、仏高級ブランド「シャネル」で全身を固める女性もおり、彼女らを「シャネラー」と総称。同時に、この「○○ラー」という呼称も広まった。

《age嬢》

 平成12(2000)年に入ると、わかりやすく派手なギャルやシャネラーが影を潜め、多様なジャンルの流行が生まれる。デニムにパーカーといった自然体を謳歌するようなカジュアル、“森にいそう”な不思議な雰囲気を漂わせたカントリースタイルの「森ガール」。

自らプロデュースしたクリスマスツリーの点灯式を行なった人気モデルの蛯原友里さん=平成18(2006)年12月
自らプロデュースしたクリスマスツリーの点灯式を行なった人気モデルの蛯原友里さん=平成18(2006)年12月
その他の写真を見る(3/5枚)

 また、ふんわりとした巻き髪や、パステル系のカーディガンを肩がけするような“男性ウケ”のよさを身上とするファッションが流行した。ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」のモデルだった蛯原友里さんが誌上で着用した洋服はバカ売れ。「エビ売れ」と言われ、社会現象にもなった。

ヘアメイク&ファッション紙「小悪魔ageha」の人気モデル・武藤静香さん=平成20(2008)年11月
ヘアメイク&ファッション紙「小悪魔ageha」の人気モデル・武藤静香さん=平成20(2008)年11月
その他の写真を見る(4/5枚)

 ギャルではなく「age嬢」もこのころに誕生した。盛り髪にティアラ、上下つけまつげ、派手ネイルなどが特徴で、愛読雑誌の「小悪魔ageha(アゲハ)」から、「age嬢」と呼ばれた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ