PR

産経WEST 産経WEST

訪日外国人が見たニッポンの選挙 日本は不思議の国か

 無作為に選んだ有権者2千人に、実際に投票した候補や各候補の好感度、選挙運動の接触の有無などを尋ねる調査票を送付。回答のあった908人分の調査票から、候補者の移動経路と有権者宅との位置関係などのデータを分析した。

 その結果、この男性候補の選挙カーが自宅近くを通った人ほど、男性に投票する傾向が高かった。一方、各候補への好感度については違いはみられず、選挙カーで候補名を連呼することが好感度アップには影響しないことが分かった。

 ただ、候補者たちにも名前の連呼をせざるを得ない事情がある。

 「選挙カーを使って支持を訴えるのも、公職選挙法が『選挙の公正さ』を担保しようと候補者の行為をかなり制限しているから」と指摘するのは、候補者の依頼を受けてさまざまな戦略立案を手がける選挙プランナーの松田馨さん(38)だ。松田さんによると、背景には、候補者の行為について禁止する旨の規定が多いことから「べからず選挙法」などと批判もされる公選法の存在がある。

 先進国では一般的な戸別訪問も日本では制限されており、候補者は有権者に広く呼びかけながら支持を集めるためには、現状では選挙カーが有効だという。

 松田さんは「有権者の意思をより正しく選挙に反映させるためには、どのような選挙運動が適切なのかという視点が大事。公選法も時代に応じて見直す必要があるのではないか」と話している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ