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大阪南部活性てこ入れ 大商「グレーターミナミ」構想

高度先進農水産業の育成や、アジアベンチャー集積を目指したグレーターミナミの将来イメージ(大阪商工会議所提供)
高度先進農水産業の育成や、アジアベンチャー集積を目指したグレーターミナミの将来イメージ(大阪商工会議所提供)

 大阪商工会議所は12日、大阪市南部以南の大阪府南部地域を「グレーターミナミ」と位置づけ、一体的な経済圏としての発展を目指す提言を発表した。関西国際空港への地の利や百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群に代表される歴史文化遺産、盛んな農水産業を生かしながら大阪・関西の都市の魅力向上に寄与するのが狙い。

 大阪・難波から南の新今宮や阿倍野などの都心部を基点に、府南部に広がる堺市や岸和田市など計16市6町1村の地域を「グレーターミナミ」と名付けた。関空に近くても訪日客の周遊や滞在につながらず、通過点になってしまっていることなどを課題とし、活性化を図る。

 具体的には、アジアのベンチャービジネスを受け入れる拠点の設置や、高度先進農水産業の育成、訪日客のための体験型観光プログラムの開催などを提案。今後、大商は、泉州地域の商工会議所などと連携しながら行政へも働きかけ、提言の実現を目指す。提言をとりまとめた大商都市活性化委員会の銭高一善委員長(銭高組会長)は「大阪の南部の持続的な発展につなげたい。大阪、ひいては関西全体の均衡ある発展につながると考えている」と話した。

 関西で均衡ある発展を

 2025年大阪・関西万博を控え、さらにカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致にも沸く大阪では、JR大阪駅北側のうめきた2期地区や中之島の再開発、北大阪健康医療都市(健都)など、北部地域での開発プロジェクトが目立つ。その中で、府南部エリアを「グレーターミナミ」と位置づけたのは、大阪だけでなく関西全体で均衡ある発展を求めようという意図がある。

 「大阪・関西の心臓部ともいえる都市部では開発も進み、活性化の方向性が見えてきている。一方で人口減少や高齢化も進む周辺部のあり方はいまだ方向性が定まっていない」

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