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夜間中学はいま(4)「消えた子供」に芽生えた選択

 先生は高校進学を勧めるが、踏み切れないのは、同年代にはすでに大学を卒業し就職している人が多いから。「同年代より大きく遅れているという、頭の片隅にある負い目」が山崎さんの心を重くする。自立するためには現在のパート勤務ではなく、フルタイムで働いた方が良いと思う一方で、学び続けて高校卒業の資格を得たいとも思う。

 一枚のポスターをきっかけにたどり着いた夜間中学は、山崎さんには「一本の命綱」だった。「夜間中学に通えたから選択肢が生まれた。夜間中学と出合えたから今の私がいる。それは確かなこと」。もう少しだけ悩んで、将来の道を決めるつもりだ。

     ◇

 「夜間中学」に関する体験談やご意見、ご感想を募集します。

 住所、氏名、年齢、電話番号を明記していただき、郵送の場合は〒556-8661(住所不要)産経新聞大阪社会部「夜間中学取材班」、FAXは06・6633・9740、メールはyachu@sankei.co.jpまでお送り下さい。

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