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【鬼筆のスポ魂】女子ゴルフ日本勢快進撃の陰にあるのは

ヤマハ・レディース葛城で今季初勝利を挙げ、優勝杯を掲げる成田美寿々=7日、葛城GC(戸加里真司撮影)
ヤマハ・レディース葛城で今季初勝利を挙げ、優勝杯を掲げる成田美寿々=7日、葛城GC(戸加里真司撮影)

 ゴルフはメンタルに大きく左右される…。この言葉を改めてかみしめている。スコアアップ!?への欲望にまみれた自身のゴルフのことではない。

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)のツアーで日本の女子プロが11連勝した2005年以来、実に14年ぶりに開幕5連勝した。開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースの比嘉真美子に始まり、ヨコハマタイヤ・プロギア・レディースの鈴木愛、Tポイント×ENEOSの上田桃子、アクサ・レディースの河本結(ゆい)、ヤマハ・レディース葛城の成田美寿々。近年、韓国勢に圧倒され続けていたツアーの様子を大きく変えるような勢いだ。

 こうした流れの中で気候条件や技術的な優劣を上回る、メンタルの影響が結果を左右したと思われる出来事が2つある。

 ひとつは上田桃子が逆転優勝を飾ったTポイント×ENEOSの最終日だ。単独首位で出た申ジエ(韓国)は前半9番のホールアウト後にスロープレーでイエローカード(その後のプレーを計測する通知)を受けた。後半15番では3打目の所要時間が110秒かかり許容時間をオーバーして警告(2回目から1罰打)を受けた。その後の3打目をミスショットしてダブルボギー。上田桃子に逆転を許した。

 もうひとつは、これも成田美寿々が最終18番のバーディーで逆転優勝したヤマハ・レディース葛城。首位を走っていたアン・ソンジュ(韓国)の14番。1打目がファーストカットに残ったアンのボールを移動中のテレビ撮影クルーが気付かずに蹴ってしまった。競技委員が駆けつけ、ゴルフ規則により、蹴った撮影クルー自身がボールを元の位置に戻す処置をした。規則では当該プレーヤーの他にボールを動かす原因になった人もノーペナルティーで元の位置にリプレースできるが、その後の2打目をアンはグリーン奥にこぼしてボギーをたたいた。逆転負けの“布石”となった。

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