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【選抜高校野球】2年生が値千金の3ラン 東邦、平成最後の王者にあと「1」

【第91回選抜高校野球】明石商(兵庫)-東邦(愛知)7回、3点本塁打を放ち吠える東邦・吉納翼=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
【第91回選抜高校野球】明石商(兵庫)-東邦(愛知)7回、3点本塁打を放ち吠える東邦・吉納翼=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

 選抜高校野球大会第10日の2日、準決勝第2試合では、東邦(愛知)が明石商(兵庫)に4-2で競り勝ち、決勝に進んだ。

 2年生のヒーローがお立ち台で声を弾ませた。「チームが勝てたことが一番うれしい」。東邦の7番吉納(よしのう)が七回に均衡を破る3ランを放ち、30年ぶり7度目となる選抜大会の決勝進出の立役者となった。

 0-0の膠着状態が続いていた七回、四死球でつかんだ2死一、二塁の好機。死球を受けた6番河合が途中交代し、数分の間が生じたが「自分の時間ができて、力まず打席に入れた」。2ボールから相手投手がストライクを取りにきた直球を狙いすまし、左中間席へ運んだ。

 打球の行方を見届けると悠々とベースを回り、最後は右足で力強く踏みつけるようにホームイン。「この舞台で本塁打を打てたうれしさが出た」。5番を打った準々決勝の筑陽学園戦では5打数無安打3三振と振るわず、打順を7番に下げられていた中で意地の一発だった。

 選抜大会最多タイの4度の優勝を誇る東邦。最後に春を制したのは、左腕エースの山田喜久夫氏(元中日)を擁した平成元年にさかのぼる。当時はコーチとして喜びを分かち合った森田監督は「優勝するために甲子園に来た。生徒には『お前たちは世代ナンバーワンのチームだ』と言い聞かせている」と力強い。平成最初の春を制した名門が、平成最後の決勝も勝利で締めくくる。(上阪正人)

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