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改元詐欺にご用心 「新元号でキャッシュカード変わる」高齢者被害

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 「元号に合わせてキャッシュカードも変わる」。そんな嘘で、高齢者らからカードをだまし取る詐欺事件が各地で相次いでいる。改元をめぐっては、天皇陛下が譲位されるのに便乗し、「記念の写真集を買わないか」などと勧誘する悪質商法が広がっていることも判明。1日に新たな元号が「令和(れいわ)」に決まったことで、同様の事案がさらに頻発する恐れもあり、警察や国民生活センターは注意を呼びかけている。

 「新元号『令和』が発表されました。改元されても、キャッシュカードはそのまま使えます」

 1日午後1時ごろ、大阪府警は「令和」が発表されたのを受け、住民向けの防犯メール「安まちメール」で注意を呼びかけた。

 改元に乗じてカードをだまし取られる被害は、少なくとも神奈川や山梨、宮城の各県で確認されている。このうち山梨では、県警によると、2~3月の間に70~80代の女性5人が被害に遭った。

 5人は金融機関の職員をかたる男らから電話で、「元号が変わるのでカードを新しくする必要がある」などとする嘘の説明を受け、自宅に来た男らにカードを渡して暗証番号も教えた。計約400万円が引き出されたという。

 大阪府警特殊詐欺対策室によると、大阪府内では被害は確認されていないが、府警は他県と同様の被害を防ごうと、注意を呼びかけるチラシを高齢者らに配布している。府警幹部は「新たな元号が決まったことで今後、特殊詐欺のキーワードに『令和』が悪用される恐れもある」と警戒を強めている。

 話題の出来事を悪用した詐欺は過去にも相次いでおり、最近は、来年の東京五輪や2025年の大阪・関西万博に関連した手口が目立っている。

 国民生活センターによると、南関東の80代女性は平成30年9月、金融機関の関係者をかたる人物から電話で「東京五輪までに現在のキャッシュカードが使えなくなる」と嘘を言われ、自宅に来た人物にカードを渡して暗証番号を伝えた。女性の口座からは200万円が引き出されたという。

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