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スイート改装、語学研修 G20大阪サミットへ、ホテルの準備急ピッチ

リーガロイヤルホテルのメーンロビー改装イメージ(ロイヤルホテル提供)
リーガロイヤルホテルのメーンロビー改装イメージ(ロイヤルホテル提供)

 大阪市で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が約3カ月後の6月28、29日に迫る中、大阪のホテルで受け入れ準備が慌ただしくなってきた。各国の指導者や政府関係者、報道陣らが集まり、スイートルームを含め約3万室が必要とされる首脳会議。客室やロビーなどの改修が急ピッチで進むほか、VIPの受け入れにふさわしいサービス体制の強化にも取り組んでいる。

 リーガロイヤルホテル(大阪市北区)は12年ぶりにメインロビーの改装を始めた。昭和48年の同ホテル新館(現タワーウイング)オープン当時の意匠を復活させる計画で、完成は大阪サミット目前の6月初旬。「他のホテルにない歴史と伝統を感じてほしい」(広報)と意気込む。

 ホテルニューオータニ大阪(同市中央区)は最上階の17階にある大型スイートルームなど8室を改装する。普段は使用していない特別室で、最大約240平方メートル。5月に改装を終える見通しだ。

 サミット主要会場のインテックス大阪(大阪市住之江区)に近いハイアットリージェンシー大阪(同)は昨年8月、高価格帯客室の宿泊手続きや飲食サービスを提供する「クラブラウンジ」を新設している。

 日本のおもてなしを賓客に提供するサービス対応も課題だ。帝国ホテル大阪(同市北区)は今年1月、営業や宿泊・宴会などの部門長約10人で検討会議を発足。「賓客対応の経験が豊富な帝国ホテル東京で社員を研修させている。東京から応援を受けることも検討中」(広報)という。

 リーガロイヤルホテルは昨年11月にプロジェクトチームを設置。今年2月からは社員の3割に当たる約300人が語学研修に取り組んでいる。

 一方、G20では首脳会議以外にも、5~11月に全国各地で関係閣僚会合が開かれる。受け入れ都市は今回の経験を基に、「MICE(マイス)」と呼ばれる国際会議や展示会の誘致拡大につなげたい考えだ。

 6月8、9日に福岡市で開かれる財務大臣・中央銀行総裁会議には千人規模の参加が見込まれる。主要会場となるヒルトン福岡シーホーク(福岡市中央区)は、昨年に社内チームを発足。18カ国の外国人スタッフをそろえる強みを生かす考えだ。担当者は「福岡をアピールできるチャンス。MICE誘致の態勢も整えている」と胸を張る。

 同じ日程で貿易・デジタル経済大臣会合が開かれる茨城県つくば市も千人規模の需要を想定。オークラフロンティアホテルつくばは「今後も会議場と連携してMICE誘致に取り組みたい」と意気込んでいる。

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