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キトラ壁画に十二支像の「辰」か 文化庁がX線調査

文化庁がX線撮影した壁画画像。「辰」の可能性があるという(文化庁提供)
文化庁がX線撮影した壁画画像。「辰」の可能性があるという(文化庁提供)
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 文化庁の「古墳壁画の保存活用に関する検討会」(座長・和田晴吾兵庫県立考古博物館館長)が22日、東京都内で開かれ、奈良県明日香村のキトラ古墳壁画(7世紀末~8世紀初め)の東壁にあった漆喰片をエックス線撮影して得られた画像が、古墳内に描かれていたとされる十二支像のうち、これまで見つかっていない「辰」の可能性があると報告された。

 文化庁は、辰が描かれていたとみられる東壁の「青龍」下部の漆喰片を調査。泥に覆われているため肉眼では観察できず、高性能のエックス線装置で撮影した。画像は黒くぼやけているが、辰の像が想定される位置にあり、高さは他に確認されている十二支像と同じ約15センチだった。

 十二支像は四神図の下に描かれた獣頭人身の壁画。「寅」「午」など6つは確認済みで、「卯」を含む3つは失われたことが分かっている。文化庁は、辰とともに存在が不明とされている「巳」「申」についても調査したが、画像は得られなかった。

 調査を担当した奈良文化財研究所の高妻洋成・埋蔵文化財センター長は「エックス線撮影では壁画は明るく写るので黒いのは不自然だが、辰をとらえた画像の可能性がある。今後も調査を続けたい」としている。

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