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関西国際大・神戸山手大統合 新制度のモデルケースに

法人合併を発表した濱名学院の濱名篤理事長(左)と神戸山手学園の楠見清理事長=22日、神戸市中央区
法人合併を発表した濱名学院の濱名篤理事長(左)と神戸山手学園の楠見清理事長=22日、神戸市中央区

 学校法人濱名学院と同神戸山手学園が来年4月に合併するのに合わせ、学部を譲渡される形で神戸山手大を吸収・統合する関西国際大。少子化で大学存続が危ぶまれる私立大「受難の時代」を背景に、国は大学統合をスムーズにする制度改正を今春にも行う方針で、今回の学部譲渡による統合が「モデルケース」となる見通しだ。(西山瑞穂)

 大学進学者が減少に転じる「2018年問題」に業界の危機感は強く、問題を議論してきた中央教育審議会(中教審)が昨年11月に私立大の連携・統合の必要性について答申。これを受け、文部科学省では効果的な再編を可能にする「学部譲渡」制度の検討が始まった。

 今回の事例は神戸山手学園側が濱名学院に中高の経営支援を求めたことがきっかけだが、文科省も交えた協議で法人全体を合併することが決定。さらに全国に先駆けて学部譲渡で大学を統合する方針も決まった。これによって手続きが簡便になり、統合後の改組も迅速に行えるというメリットが見込まれるという。

 この日の契約調印式で、濱名学院の濱名篤理事長は「大学を維持発展していかなければ地域の活力が失われていく。兵庫県に根ざした法人同士が一つになり、地域をさらに活性化したい」と強調。神戸山手学園の楠見清理事長は「守るべきものは守り、発展させるべきものは発展させるという思いで新たな課題にチャレンジしたい」と述べた。

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