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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】藤浪2軍の激痛…波紋は大きいぞ

 さまざまな原因が指摘されています。金本前監督の初年度、7月8日の広島戦(甲子園球場)では立ち上がりに四死球を絡めて失点。そのまま崩れる投球を続けていた藤浪に対して金本前監督は161球を投げさせる“懲罰続投”。この辺りからプライドが崩れてしまった…という説。

 脱力投法にかじを切ったのもこの時期ですが、投球フォームを改良するはずが、リリースポイントを見失う“イップス”になった…という説。それが原因で右打者の頭部にスッポ抜けるか、それを怖がって左打者のひざ元部分にひっかかる…悪循環に陥った、とも言われています。

 原因はどうであれ、今の藤浪からは12年に春夏連覇を果たした姿も、新人から3年連続で2ケタ勝利を飾った姿もまるで想像できません。そして、こうした急激な悪化は阪神球団に在籍している中で起きたことですね。一番の問題はここにあります。

 ■再生失敗だと球団に疑問符つきかねない

 藤浪のキャリアは藤浪自身が作るものです。ここで再起できないのであれば、藤浪が球界からいずれ去るだけの話です。しかし、あれだけ大器と騒がれ、実際にプロ3年間は2ケタ勝った投手がここまでどん底に落ちるとなると、チームとしての指導力や育成能力、もっと広範囲で見ればチームの環境面に疑いの目を向けられても反論できない状況になります。

 「阪神はあの藤浪さえ育てられなかった」という印象はプロ野球界だけではなく、アマ球界関係者にも強く持たれます。実際、昨年のドラフト会議直前も大阪桐蔭関係者から藤原、根尾らの進路について「阪神に指名されると藤浪のようにならないか?」という声が漏れていました。

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