PR

産経WEST 産経WEST

裁判員「働く人参加できる制度に」長期裁判で死刑判決

 男性3人に対する殺人や逮捕監禁致死などの罪に問われ、実審理期間が166日と過去2番目の長期に及んだ上村隆被告(52)の神戸地裁姫路支部での裁判員裁判。死刑判決の評議に関わった裁判員3人が会見に臨み、「長かった」との率直な思いを吐露した一方、「働いている人も参加できるようにしてほしい」と裁判員制度の改善を求める声も上がった。

 取材に応じたのは20代の女性と30代のパート女性、50代の男性会社員。

 半年近い裁判員裁判が終わったことに、50代男性は「半年でも短いと感じた。選任されて光栄だった」と述べた。一方、30代女性と20代女性は「長かった。やっと終わった」と率直な感想をもらした。

 評議について、20代女性は「遺族が心情を陳述されたとき、遺族の気持ちが飛んでくるような気がして苦しかった」と精神的な負担を感じたと告白。30代女性は「評議を重ねるにつれ責任が重くなるのを感じた。裁判官や裁判所のスタッフに気遣ってもらい、乗り切ることができた」と話した。また、死刑判決に対し30代女性は「重い量刑が予想されるものは、裁判官裁判にするほうが負担の軽減になるのでは」と述べた。

 長期審理を裁判員裁判の対象から外すべきかについて、30代女性は「評議を重ねることで意見が深まることがあった。単純に日数で線引きするのではなく、内容も加味して裁判員裁判にするかどうか判断してほしい」と強調。これに対し、50代男性は「(長期審理になると)会社の専門職や役職のある人の参加は難しい。働いている人でも参加できるようにするなど、改善の余地はあるのではないか」と述べた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ