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男子プロバスケ・B1レイクス、B2降格の恐れ

B1基準より座席数が不足しているウカルちゃんアリーナ=13日、大津市におの浜
B1基準より座席数が不足しているウカルちゃんアリーナ=13日、大津市におの浜

 男子プロバスケットボール・Bリーグ1部(B1)の滋賀レイクスターズ(レイクス)が、来季のB1参加ライセンスの交付を受けられない可能性が浮上し、対応を迫られている。12日のBリーグ理事会で、交付に疑義が示されて「継続審議」となり、4月9日の理事会で再度審議されることになったのだ。疑義のあった条件をクリアできなければ、今季の成績に関係なく来季はB2降格となる。

 12日のBリーグの理事会でレイクスは、リーグが求めるB1ライセンス交付条件のうち「債務超過回避の確実性」と「5千席以上の観客席を有するホームアリーナの確保」の2点に疑義が示された。

 財政面の問題はクリアできる見通しだが、アリーナ問題は解決のハードルが高い。ホームアリーナ「ウカルちゃんアリーナ」(大津市におの浜)は観客席4千席で、平成27年のB1参入時には立ち見席を千席設置することで暫定的にライセンスを得ていた。ただ、リーグは立ち見席割合を全体の10%以内と定めており、改善が求められている。

 この暫定的ライセンス交付が毎年継続されたのは、大津商工会議所が主導し同市浜大津に建設を目指す多目的アリーナ「(仮称)びわ湖アリーナ」を新たなホームアリーナとする計画を示してきたことによる。実際に計画はまだ具体化しておらず、今回、実現可能性が問題視された。

 レイクスは、ライセンス交付を受けるには、新アリーナの事業主体や建設スケジュールなどを具体的に示す必要があると受け止めていて、レイクスの坂井信介会長は「早急に関係各所と協議を行い、更新承認を無事に得るように努力する」とコメントしている。

 新アリーナ計画は平成29年、同商議所を中心に県や市などからなる「官民連携協議会」が設置され、本格的な検討を開始。29~30年度にスポーツ庁の補助金を含めた調査費計約3400万円を計上し、実現の可能性を調査してきた。

 2年間の調査の結果を受け、同商議所は、新アリーナの運営に関して「レイクスの試合は年間30試合に過ぎない」とした上で、十分な収益を上げるため、コンサートやシンポジウムなどのイベントを行うことに加えてエリア全体ににぎわいを創出する必要がある、としている。

 同商議所の内田裕理事は「新アリーナが負の財産になってしまわないよう、しっかり計画を練っていく」と説明。計画の推進は、同商議所の31年度主要事業の一つに位置づけて取り組んでいくという。

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