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話題の宝塚北SAの「秘密」 新名神開通の効果

 新名神高速道路の高槻JCT・IC(ジャンクション・インターチェンジ、大阪府高槻市)-神戸JCT(神戸市北区)間の40・6キロが全面開通してから18日で1年となる。並行する名神高速道路と中国自動車道の慢性的な渋滞が大幅に緩和する一方、周辺自治体に経済効果も。宝塚北サービスエリア(SA)がある兵庫県宝塚市は、市出身の漫画家、手塚治虫氏のグッズや市の特産品を販売。新設の川西IC(同県川西市)に近い同県猪名川町は物流倉庫など大型施設誘致に乗り出した。(中川三緒)

事故で開通1年延期

 新名神は基幹道路である名神と東名高速道路の混雑解消や、災害や事故による交通規制に備えた「国土軸のダブルネットワーク」として平成元年に基本計画が策定された。名古屋から神戸を結ぶ174キロの計画で、滋賀県草津市の草津JCT-草津田上IC間が平成17年3月、城陽JCT・IC(京都府城陽市)-八幡京田辺JCT・IC(同府八幡市)間が29年4月にそれぞれ開通するなど、工事は順調に進められた。

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 高槻-神戸間は20年12月に着工し、当初は28年度末に供用開始予定だった。しかし、28年4月に神戸市北区の建設現場で橋桁が落下し、作業員2人が死亡、8人が重傷を負う事故が発生。西日本高速道路は技術検討委員会を設置し、安全点検や安全対策を実施したことで開通は1年延期され、30年3月にようやく開通した。

 同区間の開通するまで、並行する中国道の宝塚トンネル付近は、国土交通省がまとめる全国の高速道路渋滞ランキングで毎年上位に食い込む渋滞の“名所”だった。しかし開通後、渋滞は劇的に緩和した。

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