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呉の旧防空施設などを土木遺産に 土木学会

旧呉鎮守府の防空施設で行われた選奨土木遺産認定書などの授与式=広島県呉市
旧呉鎮守府の防空施設で行われた選奨土木遺産認定書などの授与式=広島県呉市

 広島県呉市の海上自衛隊呉地方総監部に残る旧呉鎮守府防空指揮所および地下壕が選奨土木遺産に認定され、同施設内で認定書などの授与式が行われた。

 土木学会が平成12年に設けた歴史的な土木構造物を顕彰する制度。認定された主要施設は半地下構造で幅22メートル、奥行き21・7メートル、天井高6メートル、天蓋部や外壁の厚さ1・5メートル。当時海軍が空襲への備えとして、250キロ爆弾の直撃にも耐えることを想定して設計。昭和18年に着工し、20年4月に完成したという。

 戦時中にもかかわらず良質な材料で築造され、大戦末期に重要な役割を担ったこと、保存状態が良好であることなどが評価された。

 式典が行われた10日は施設の一般公開も行われ、調査研究を行った呉工業高専の学生らが県内外からの約200人を案内。

 式典では土木学会中国支部長の清水則一・山口大大学院教授が「地域の宝として守り続けて」とあいさつし、施設を受け継ぐ海自呉地方総監部管理部長の大久保勝司1等海佐に認定書とプレートを授与。大久保1佐は「本年は鎮守府開庁130周年」「より一層大切にし、定期的に一般公開を行いたい」などと応じた。

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