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無罪確定男性の国賠請求棄却 大阪地裁

 大阪府岸和田市で平成24年、知人の男性を殴ったとして暴行罪に問われ、目撃情報が嘘だったと判明して無罪が確定した大阪市の男性(68)が、捜査機関による不当な拘束で心身の苦痛を受けたとして、国と大阪府に慰謝料計約1580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、大阪地裁であり、山地修裁判長は「有罪とする嫌疑が原告に認められるとした判断は合理性を欠くとまではいえない」として請求を棄却した。原告側は控訴する方針。

 男性の刑事裁判では、捜査段階で犯行を目撃したとした別の男性が「実際は(被害者とされた)知人が男性を暴行した。知人らと賠償金を取ろうと口裏を合わせ、嘘をついた」と目撃情報を撤回。大阪地裁岸和田支部は26年1月、男性に無罪を言い渡していた。

 判決理由で山地裁判長は、口裏合わせをしていた知人らの供述内容は当初から一貫しており、信用性が認められる状況だったと指摘。当時の証拠などに照らして身体拘束が必要とした検察官の判断についても「合理性を欠くということは困難」とした。

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