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シャープのロボホン、今ひとつでテコ入れ 販売台数、当初生産目標の7%

堺市内の観光名所を解説するロボホン=13日、堺市堺区(田村慶子撮影)
堺市内の観光名所を解説するロボホン=13日、堺市堺区(田村慶子撮影)
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 シャープがロボット型携帯端末「ロボホン」のてこ入れに本腰を入れている。経営再建中の平成28年に発売し、シャープ復活の起爆剤としての期待もあったが、発売から約3年の販売台数は当初生産目標の7%弱。観光案内で活用してもらうなど企業向けの販売を強化し、反転攻勢を図る。

 「全長486メートルで世界三大墳墓のひとつだよ」

 堺市の仁徳天皇陵。旅行者が近くに来ると、ロボホンが説明を始めた。同市やJTBなどが15日から始める実証実験が13日、公開された。ロボホンとともに市内の観光名所をめぐると、衛星利用測位システム(GPS)の位置情報に基づき、ロボホンが説明してくれる。1体を1日千円で貸し出す試みだ。

 ロボホンは28年5月に第1世代を発売。月産5千台を目標としていたが、今年1月末現在での累計販売台数は1万2千台にとどまった。電話だけでなく対話ができ、ダンスもするなど幅拾い機能が特徴だが、19万8千円(税抜き)と高価格で、高さ約20センチと携帯するのにはやや大きいことなどから伸び悩んだ。すでに第1世代の生産は終了し、在庫販売のみを行っている。

 販売が伸び悩む中、シャープはビジネス用途での販路拡大を模索している。昨年9月にはタクシー大手のエムケイ(京都市)などと組み、ロボホンと一緒にタクシーで京都をめぐるツアーを開始。ロボホンが歴史などについてガイドする。今年2月に開業した「変なホテル大阪 心斎橋」(大阪市中央区)では、ダンスもできる「コンシェルジュ」として20体が導入された。

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