PR

産経WEST 産経WEST

神戸はすっかりバルサ、さらに若きMFサンペールが加入

 サンペールは育成年代からトップチームまで一貫してバルセロナで指導を受けた。これは120年以上に及ぶクラブ史上初めてのケースだという。6歳だった2001年、毎年千人以上が受験し、約5倍といわれる競争をくぐり抜けてバルセロナのサッカースクールに入団。現在J1のFC東京に所属する久保建英(たけふさ)も10歳から14歳まで過ごした、バルセロナの下部組織「ラ・マシア」でサッカーに明け暮れた。

 徹底的にバルセロナのサッカー哲学をたたき込まれた「バルサの申し子」が、Jリーグのクラブに入団を決めたのはなぜか。サンペールは7日の入団会見で、昨季から神戸で活躍するイニエスタの存在を挙げた。神戸から移籍オファーが届いた後、イニエスタから電話で“勧誘”が何度もあったと明かした。尊敬する大先輩から、神戸がバルセロナと似たスタイルで戦う方針であることなどを聞き、「すばらしいサッカー人生のステップになる」と決断したという。イニエスタやビジャ、ポドルスキらとプレーできることは魅力に映っただろう。

 実際に監督では、英国の名門アーセナル前監督のベンゲルのように、Jリーグの名古屋で指揮したキャリアをステップアップさせ、世界的な指導者となった例もある。

 直前まで世界最高レベルの環境でプレーしてきた若きサンペールが神戸入団をきっかけに、ややくすぶっていた才能を発揮できれば世界からの注目も飛躍的に高まる。日本のサッカー界に、本人の野心以上に大きなものをもたらしてくれるだろう。(上阪正人)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ