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大阪ダブル選 維新の戦略を読み解く

記者会見に臨む辞職した(左から)大阪府の松井一郎知事、大阪市の吉村洋文市長=8日午後、大阪市中央区(恵守乾撮影)
記者会見に臨む辞職した(左から)大阪府の松井一郎知事、大阪市の吉村洋文市長=8日午後、大阪市中央区(恵守乾撮影)

 大阪府知事・市長のダブル選と、府議・市議選の同日選に臨むことになった大阪維新の会。この4つの選挙で維新が勝利すれば、看板政策である大阪都構想の住民投票実現に、大きく前進する。だが、市議選で過去に単独過半数を達成した政党はなく、ハードルは相当に高い。府市両議選でどれだけ勢力を伸長できるかが、選挙後の維新の影響力や都構想議論の行方を左右することになる。

 ■維新の「最大目標」

 都構想の住民投票にこぎ着けるには、府市両議会での過半数の賛成が必要だ。4月の統一選で改選される府議会の定数は88、市議会は同83。維新は現在、府議会で40議席、市議会で34議席を持つ第一党だが、過半数には届いていない。

 維新はこれまで、公明党に議会運営で一定の配慮をすることで協調関係を築き、住民投票までの賛同を得る算段を描いていた。だが関係決裂まで至った今後は「相当な冷却期間を置かなければテーブルに着くのも難しい」(維新幹部)。

 目標は維新のみで住民投票にこぎ着けられる、両議会での単独過半数獲得だ。しかし、市議選は候補者擁立が難航。最終的には過半数(42人)を超す候補を立てられる見通しだが、「市議会過半数は常識からいえば不可能。だがその壁を突破するしか道はない」と、市議団幹部の言葉には悲壮感も漂う。

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