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奈良・上牧の郵便局で強盗未遂 県内金融機関で4年ぶり

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 5日午前10時55分ごろ、奈良県上牧町下牧の西大和まきのは郵便局に男が押し入り、カウンターの男性局員(27)に文化包丁(刃体約16・5センチ)を突きつけ、「兄ちゃん、悪いけど金出してや」と脅した。局員が「出せない」と突っぱねて押し問答になったところ、男は逃走。局員と男性局長(56)が約400メートル追いかけて取り押さえ、駆けつけた西和署員が強盗未遂容疑で現行犯逮捕した。

 県内で金融機関を狙った強盗事件は未遂も含め、平成27年3月24日に奈良市の奈良赤膚(あかはだ)郵便局に男が押し入り、女性客にカッターナイフを突きつけて現金56万円を奪った事件以来で、4年ぶりとなる。この事件も発生当日に男が逮捕された。

 同署によると、逮捕されたのは上牧町片岡台のパート従業員、安本昇容疑者(63)。「借金の返済が滞っており、返済しなければならないという気持ちから強盗に入った」と容疑を認めている。当時、郵便局には客はおらず、局員が5人いたが、けがはなかった。

 男性局員が防犯用のカラーボールを2球投げたところ、地面と石垣に当たって割れ、中の蛍光塗料が安本容疑者の衣服に付着。安本容疑者は「(パトカーの)サイレンが聞こえたので」と逃走を諦め、観念したという。

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