PR

産経WEST 産経WEST

【動画】新しい認知症体操「エアリハ」 講演依頼全国から殺到

Messenger

 認知症予防体操「エアリハ」が評判を呼んでいる。奈良県三郷(さんごう)町の理学療法士でアマチュア落語家、繁岡秀俊さん(50)が落語からヒントを得て作った体操だ。認知症予防には複数のことを同時に行う「マルチタスク」が有効とされる。繁岡さんは、想像力を働かせて楽しむ落語と体操を融合。器具を使っているように想像して体を動かす、いわゆる“エアー”の体操(リハビリ)として作り上げた。「楽しみながらできる」と評判が広がり、各地の高齢者向けイベントなどに引っ張りだこという。(森西勇太)

落語家に学ぶ

 「ぎゅーっと5回引っ張って。顔はぎゅーっとならなくていいんですよ!(笑)」

 2月28日、滋賀県草津市内であった地元老人クラブの研修会。「日向亭葵(ひなたてい・あおい)」の芸名もある繁岡さんは、ときに笑いを織り交ぜ、エアリハの体の動かし方を高齢者に指導していた。

落語を通じて高齢者向け体操「エアリハ」を勧める繁岡秀俊(日向亭葵)さん=滋賀県草津市(前川純一郎撮影)
落語を通じて高齢者向け体操「エアリハ」を勧める繁岡秀俊(日向亭葵)さん=滋賀県草津市(前川純一郎撮影)

 繁岡さんは天理大を卒業後、イギリスにある障害者施設のボランティアや奈良県内でのサラリーマンを経て、38歳で理学療法士の資格を取得。大阪府柏原(かしわら)市内の介護老人保健施設で働き始めた。

 そうした中、利用者と共通の話題を作ろうと落語を聞き始めた。頭の中に場面を浮かび上がらせる軽妙なしゃべりに引き込まれ、「自分でもやってみたい」と平成21年4月、大阪府池田市立上方落語資料展示館「落語みゅーじあむ」の講座に入門し、プロの落語家から学んだ。同年から始まった「社会人落語日本一決定戦」には毎年出場。第5回大会で事前審査を突破した約170人のうち10人だけが進む決勝大会に出るなど、力をつけた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ