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はしか 封じ込め急げ 全国最多の大阪府が対策強化

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はしかの特徴と予防法
はしかの特徴と予防法

 関西を中心に、はしか患者が急増している。全国の患者数は222人(2月20日現在)となり、過去10年間で最多ペースだ。中でも突出しているのが大阪府で、今年に入って全国最多の96人が発症(2月26日現在)し、昨年1年間の患者数15人を大幅に上回った。ハイペースでの感染拡大に府は、公共交通機関などに注意喚起の協力を要請、対策を強化している。

駅や百貨店で警告

 「はしかが急増しています。感染を疑う場合は早急に受診してください」。大阪メトロは2月16日から、大阪市内を走る全9路線133駅の電光掲示板ではしかへの注意を呼びかけている。担当者は「利用者が多い電車での注意喚起は非常に重要だ」と話す。

 府内では2月11日以降、大阪市阿倍野区の「近鉄百貨店本店」のバレンタインフェア会場で接客していた20~40代の従業員と利用客ら計24人(2月27日現在)が発症する集団感染が発生。大阪府済生会茨木病院(茨木市)では、院内感染で計11人が発症した。

 府は公共交通機関や百貨店に対し、「はしかにかかる注意喚起の協力」を通知。これを受け、集団感染が起きた近鉄百貨店では、ホームページ上で利用客にはしかの発症情報を随時掲載。また、多くの観光客が訪れる「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)は啓発チラシを独自に作成するなど、予防に力を入れているという。

 感染は三重県や愛知県、和歌山県など、全国に広がっており、当面続くとみられる。府の担当者は「はしかは命を落とす恐れもある怖い病気。一刻も早く感染拡大を食い止める必要がある」と話す。

旅行者から拡大か

 そもそもなぜ、これほど感染が広まったのか。

 国立感染症研究所によると、フィリピンやベトナムなど、東南アジアで感染した旅行客らが日本にウイルスを持ち帰り、感染が広まった可能性が高いとされる。

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